感じ方
夏休みの間は、のんびりと・・・と思ったけれど、震災以後身辺整理的な片づけを
しなくてはと言う気持ちが強くなり、今回は写真の整理をした。
ウィーンにいた1年半の膨大な写真の中で、冴えない表情だったり同じような場所を
何枚も撮っていたりといったものは全部破棄した。
まぁ言ってみればウォン・カーワイになったつもりで、綺麗な気に入ったものだけを編集した
感じ?でも整理し始めると見入ってしまい、色々思い出したりしてなかなかはかどらない。
ウィリアム・チャンに手伝って欲しい(^^;。
思い出も他愛ないものから印象深いものまであるけど、その中の一枚の写真。
ウィーン市庁舎の前で夏に行われているフィルムフェスティバル。隣接している屋台で
世界の料理が食べられる。
椅子とテーブルもあって、私はスペイン人、スウェーデン人、オーストリア人の友人たちと
食事をしながら今で言うガールズトークを楽しんでいた。
2時間くらい過ぎた頃だろうか、オーストリア人の若い男性が近づいてきて、とても感じ良く
「もう食事が終わったようだけど、もしよかったら席を譲ってくれませんか」と言ってきた。
食事はとうに終わっていたし気がつけば混んできているので、思わず腰を浮かしかけたけど
オーストリア人の友人は「私たちはまだ話をしますから、他の人に言ってください」と冷たく
答え、その男性は怒る様子もなく「わかった。ありがとう」と去っていった。
私が「なぜ譲ってあげなかったの?」と聞くと、友人は「こんなにたくさんテーブルがあるのに
どうして私たちに声をかけてきたと思う?私たちが外国人だからよ」と言った。
オーストリア人の友人は、母親がスリランカ人なので見た目はとてもエキゾチックなのだ。
「絶対に人種差別よ。その証拠にあの男性は他のオーストリア人には声をかけていない
じゃない」と怒っている。
いつもは優しくしとやかな友人の剣幕にびっくりした。
あの男性は友人のきっぱりした拒絶で気がそがれ、他の人に声をかけなかったんじゃ
ないかな・・・それに日本ではこういう時は普通に席を譲ってあげるんだけどな・・・
でも私は鈍感だし、短い期間ウィーンに滞在してるだけの、言わばお客様だけど
そこで生活をすれば大変なことも多いのかな。
4人で楽しそうに写っている写真を見ながらそんなことを思い出していた。
しなくてはと言う気持ちが強くなり、今回は写真の整理をした。
ウィーンにいた1年半の膨大な写真の中で、冴えない表情だったり同じような場所を
何枚も撮っていたりといったものは全部破棄した。
まぁ言ってみればウォン・カーワイになったつもりで、綺麗な気に入ったものだけを編集した
感じ?でも整理し始めると見入ってしまい、色々思い出したりしてなかなかはかどらない。
ウィリアム・チャンに手伝って欲しい(^^;。
思い出も他愛ないものから印象深いものまであるけど、その中の一枚の写真。
ウィーン市庁舎の前で夏に行われているフィルムフェスティバル。隣接している屋台で
世界の料理が食べられる。
椅子とテーブルもあって、私はスペイン人、スウェーデン人、オーストリア人の友人たちと
食事をしながら今で言うガールズトークを楽しんでいた。
2時間くらい過ぎた頃だろうか、オーストリア人の若い男性が近づいてきて、とても感じ良く
「もう食事が終わったようだけど、もしよかったら席を譲ってくれませんか」と言ってきた。
食事はとうに終わっていたし気がつけば混んできているので、思わず腰を浮かしかけたけど
オーストリア人の友人は「私たちはまだ話をしますから、他の人に言ってください」と冷たく
答え、その男性は怒る様子もなく「わかった。ありがとう」と去っていった。
私が「なぜ譲ってあげなかったの?」と聞くと、友人は「こんなにたくさんテーブルがあるのに
どうして私たちに声をかけてきたと思う?私たちが外国人だからよ」と言った。
オーストリア人の友人は、母親がスリランカ人なので見た目はとてもエキゾチックなのだ。
「絶対に人種差別よ。その証拠にあの男性は他のオーストリア人には声をかけていない
じゃない」と怒っている。
いつもは優しくしとやかな友人の剣幕にびっくりした。
あの男性は友人のきっぱりした拒絶で気がそがれ、他の人に声をかけなかったんじゃ
ないかな・・・それに日本ではこういう時は普通に席を譲ってあげるんだけどな・・・
でも私は鈍感だし、短い期間ウィーンに滞在してるだけの、言わばお客様だけど
そこで生活をすれば大変なことも多いのかな。
4人で楽しそうに写っている写真を見ながらそんなことを思い出していた。
by kelly-o
| 2011-09-22 23:53
| その他
|
Comments(0)